<麦わら帽子の田中帽子店:通信販売:送料無料>埼玉県春日部市。明治期より130年にわたり麦わら帽子ストローハットを作り続ける田中帽子店

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田中帽子物語

田中帽子の歴史

埼玉県東部に位置する春日部市は市域のほぼ中央を古利根川が流れており、土地が肥沃で昔から米や麦の生産地でした。
農家の人々はその副業として麦(主に大麦)の稈(茎)の部分を利用して麦稈真田(ばっかんさなだ)を作りこれを海外に輸出していました。

そんな真夏の風物に涼しさを添える麦わら帽子は埼玉県春日部市の伝統工芸品となりました。

明治十年頃から輸出の傍ら手縫いで帽子を作り、東京を中心に関東一円に販売し、帽子流行の先端を開いた一翼を担ったのが明治十三年創業の田中帽子店です。

明治二十五年頃にはドイツから手廻しミシンを輸入し生産能力をアップ。
この発展期に作られたのが、主に農作業に使用してきた農作業用帽子で、麦わら帽子の産地として全盛を極めた帽子です。

しかしその後、農作業用帽子は日本が高度経済成長期に入り専業農家が減少するなど、社会情勢の変化で需要が減り、昭和四十年代にはレジャー志向の高まりとともにカラフルなレジャー用帽子の生産に転換しました。

春日部の工房では今もなお職人が農作業用帽子や幼稚園の麦わら帽子の生産もしています。

現在は六代目の田中優さんが継承し、職人気質な四代目の祖父と共に昔と変わらない丁寧な手仕事で帽子を作り続けており、近年は冬のウールフェルトハットの製造においても定評があります。

明治期から現在までの製造工程は、時代を経てミシンの改良はあるものの、手作りによる生産の工程は変わっていません。

埼玉県春日部市の麦わら帽子は、岡山県と並ぶ麦帽子の二大産地を形成していますが田中帽子店は二大産地の一つである春日部で帽子を量産することができる唯一の工房です。

現在田中帽子店は夏用の帽子は麦わら製だけでなく、ラフィアや麻、カンピなど多くの天然草の帽子を手掛けています。
昔ながらの熟練の職人による伝統工芸品ながら、時代の流行を取り込んだデザインの製品です。

海外製品と違い、日本人の頭型に合わせて製造されているのでフィット感は抜群。麦わら帽子は通気性に優れており、日常使用はもちろんの事、旅行やレジャーなどにも最適です。ギフトなどにしても喜ばれるでしょう。

ぜひこの機会に田中帽子店の麦わら帽子をお試しください。

帽子ができるまで

田中帽子店の工房で作る製品には、園児用帽子、レジャー用帽子や農作業用帽子などがあります。
ここでは、明治・大正・昭和・平成と受け継がれてきた伝統ある田中帽子店の製造工程をご紹介します。
製造は大きく分けて5工程に分類されます。

職人の手感覚が試される 帽体縫い

藁を数本ずつ編んだものを平らなテープ状にして、それを頭の部分からクルクルと円を描くようにミシンで丁寧に縫い合わせていきます。
ベテランの職人が持つ高度な手感覚により、ただの麦わらのテープは帽子へと変貌を遂げます。
ひとつ間違えれば形状は歪んでしまいます。熟練した職人でなければできない大切な工程です。

縫う前の紐状の麦わら
縫う前の紐状の麦わら
縫い工程
縫い工程

仕上がりを決めるひと手間 寒干し

寒干し

縫い上げた帽体を空気が乾燥した冬の時期に天日にさらして干し、湿気を取り除きます。
帽子の編み目が引き締まり、このひと手間が型崩しにくく長く使える帽子を作るのです。
春先の出荷を控えた麦わら帽子が、屋外一面に並び日差しを浴びる様子は、春日部の冬の風物詩になっています。

帽子に個性を与える 型入れ

プレス風景
プレス風景
プレス前の帽子

縫いあがった後、寒干しした帽子は、ある程度の形や大きさになってはいますが、決して最終形状とは言えません。
個人で麦わら帽子を作る際などはこの工程は入れず、ふわりとした質感の帽子を作ったりすることはありますが、中折れや中浮きなど、ピシリとした形の帽子の細かい形状をつくっていくにはこのプレスの工程が欠かせません。
"帽子に命を吹き込む作業"とも言えるのではないでしょうか。

帽子それぞれのプレス型
田中帽子店のプレス機械

着心地を左右する 内縫い

内側の各部分の縫い合わせ作業です。
主に汗止めや、テープ式のサイズ調節などを付ける、見た目ではなく実用面で大切な部分となります。
直接、それも長時間肌に触れる部分だからこそ、最大限の注意をはらい作業をしています。

帽子制作最終工程 飾りはり

最後に、帽子制作最終段階である装飾に入ります。頭周りのリボンや、羽根などの装飾をつけます。
この工程もひとつひとつ手作業で行います。全体のバランスを見て仕上がりをチェックする大切な工程でもあります。